648 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 04:32:20.46 ID:dndONwPx0
*1*
以前、モフモフ系の神様が私にはついていると友人に言われたという話を書き込んだ者です。
笑える話でもないのに読みにくい長文を投下してしまったのに、ありがたいことに
読んで笑ってくださる方がいたので、調子に乗ってまたやって来てしまいました。
上記の友人から得た、ちょっともやもやする話…
誰か笑い飛ばしてくださる方が、今回もいらっしゃいますように。
妄想過多なキモオタの話なので、苦手な方はご注意ください。
最近、頻繁に友人宅へお邪魔していた。単にサトリにもう1度会い尻に毛が生えているか
確かめたかったのと、あと友人の結婚式に使う小物を作るためだったが、
サトリには会えないまま小物作成が一段落してしまった。
たまには気分転換しようと、近場で史跡巡りをした。
そのなかで友人が「●●も行ってみる?」と言い出した。
そこは私の中で聖地と言っても過言ではない場所。
何度も行こうとしては、道に迷ったり地震で電車が止まったり大雪でバスが止まったり
タクシーも道に迷ったり…と、運悪く今まで辿りつけなかった。
道中何度か友人が車を止め、首をひねっては「こっち…でいいと思う」と不思議そうに
していたり「やっぱやめとく?」と聞かれるも、このチャンスを逃してなるものか!と
食い下がって連れて行ってもらった。
650 名前:648[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 04:43:30.24 ID:dndONwPx0
*2*
聖地は観光名所なんだけど、いろいろオカルト的に宜しくない噂がある場所でもある。
母(時々見たり、千里眼したこともある人)に、●●に行くと言うと
危ないからダメと食い気味に反対されるような場所。
母に反対された程度で止まる萌えではないのだが。
聖地は素晴らしかった。
他の人からすればただの観光名所なんだけれど、やっと辿り付けた!という感動と
長年温め続けた萌えやら燃えやらいろんなものが沸き立ち、全身鳥肌が立ち脳が沸き立った。
全裸で奇声を発しながら駆け回りたい気分。
もうね、空気が神々しい。さすが萌え神様。
ここで呼吸ができるだけで幸せ。鼻の穴から溶けた脳みそ出るわマジで。
651 名前:648[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 05:11:52.59 ID:1CehGjGVO
*3*
ここで彼は育ったのね。孤独な少年時代。美少年。
家族と離れてどれだけ寂しかっただろう。稚児。
それでも歪まず真っすぐ育って、尻が危険。
いや違う、きっと周りの大人に愛情深く育てられたのね(ry
この木は彼を見つめた木か、それとも彼が触れた木か、それとも裸でしば…イヤイヤイヤ苦悩しながら
これに触れてたとしたら…そして兄への思慕をつのらせ忠誠を誓って-自主規制-テ゛ュフフフフw
それよりふんどしはどこに仕舞っていたのか。せめてその行李だけでも見たい嗅ぎたい-自主規制-
いやいや、実在した方なんだから不埒な萌えばかりで見るのはよくない。
彼の偉業を真摯に受け止めなければ。でも偉大であるからこそ萌えるのであって…等
これらの葛藤はあくまでも心の奥底に押し込め、場をわきまえ真っ当にその場を楽しんだ。
ただ人目が途切れた瞬間に廊下にへばりついてしまい、友人に引き剥がされたのだけは反省している。
ああ、ここがあの人が裸足で歩いた廊下。足の匂いが残っていればいいのに。
足汗の一滴、いやなごりでも残っていれば…!と思ってしまい、
人もいないし、最悪見られても転んだ振りで乗り切れる…!と冷静に判断したからだったが、
どうやら友人には見透かされていたらしい。反省。
652 名前:648[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 05:27:46.67 ID:1CehGjGVO
*4*
引きずられるように聖地を後にし、街中に戻った。
神社仏閣をのぞいたりぶらぶら歩いていると、コスプレ撮影している集団がいた。
別の場所では、大きな声で偉人萌えの話に花を咲かせている人達もいた。
なんだろう、とても…いたたまれない……。
カフェで一休みしながら、
私「ああいうの嫌だよね。はっちゃけるのはイベント会場とオタショップだけにしてほしい。
オタクにしても品格ってもんがあるだろうに」
友「廊下にへばりついた女が言うな」
そして、ため息をつきながら友人が話すには
・下ネタ話は誰にでも迷惑だけど、その分、傷は広く浅い。
・押し殺して抑圧してる人は、超圧縮された超高濃度なオーラ(?)を残していく。
・感受性豊かな人なら結構なダメージを食らうというか、精神汚染がハンパない。
・死んだ人にもハンパない。
・特にお前は気持ち悪い。キモイじゃなくて気持ち悪い。気持ち悪さがハンパない。
友人いわく、私が聖地で限界まで抑圧し圧縮した超濃縮超高濃度な萌えを、
波動砲のようにぶっぱなしていた、と。
それは見ているだけで疲れそうなハイテンションなのにねっとり濃厚に絡みつくという…。
そのタチの悪い波動砲を後ろのモフモフ様がいやいや捕まえていて、
波動砲の悪影響から人を守るためかと気の毒に思ったそうだ。
653 名前:648[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 05:31:24.15 ID:1CehGjGVO
*最後*
ところで、実は友人は行きしに非常にタチの悪そうなものがいることに気付いていたらしい。
深い怨念のような恨みつらみの塊といった感じのまがまがしい黒い人影のようなもので、
木陰からひっそりと様子を窺っていた。辺りには引き寄せられた、これまたタチの宜しくないのが
うようよ集まっていて、近くを通るだけで悪影響を受けてしまうような場所があったらしい。
帰り道、モフモフ様はそれに向かって波動砲をえいっと投げつけたそうな。
ナンカキタッΣ(゜д゜;;)なにこれ!ヤダ、キモッ!
ってゆーか取ってこれ、取って取って、絡みつくいやあああぁぁぁっヾ(>д<。)゜。
とバタバタしながら、まがまがしいのは消えていったらしい…
なんだろう、毒をもって毒を制す? 馬鹿とハサミは使いよう?
たまには世間様のお役に立てたようだから、良しとすべき?
消失したか、場所を移動しただけかはわからないそうなので、
毒×毒でパワーアップした猛毒になっていないことを祈る。
0 件のコメント:
コメントを投稿