プログラマのクラスチェンジ表

822 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/10(水) 17:07:08.36 ID:DY0n0Rsp0 
プログラマのクラスチェンジ表

いろんな種類が存在するプログラマの呼称を利用して、RPGゲーム的なクラスチェンジ表を作ってみようと思った。
とりあえず説明文だけ。現実よりもイメージを優先させてしまったので、正確さには欠ける気がする。

・コーダー
プログラムを学び始めた人が最初になる職業。
クラスチェンジの条件はコードの読み書きができること。
英語で例えるとTOEIC500~600点くらい。
RPGゲームで言えばレベル1~5くらい。
簡単な記述を羅列することはできるが、難易度の高い言い回しやレアな処理は理解できない。
参照渡しと値渡しの差が分からなかったり、closeを書く意味を知らなかったりすることから、
被害をもたらす記述を創造することもしばしばある。

・コピペプログラマ
WEBから情報を収集する技を身につけたコーダーのこと。
順調に学習していれば、コーダーを3ヶ月~半年ほど続けているうちに自然とこの職業にクラスチェンジできるようになる。
Google検索から望みのコードを発掘して、コピペでソースファイルを埋め尽くすこと(通称、スクラップブックコーディング - 筆者命名)によって様々な難易度の高い処理を実現することができる。
張り付けているソースを100%理解した上で使用している人はコピペプログラマとは呼ばない。
なんとなく張り付けてなんとなく動いたというやっつけ仕事をする人を指す。


823 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/10(水) 17:08:04.76 ID:DY0n0Rsp0 
・プログラマ
コードの読み書きがつつがなくできる人。
TOEICで言えば800点くらい。日常会話に困ることはなく、専門用語にもある程度の知見があるレベル。
RPGゲームで言えばレベル20くらい。中級の魔法とかも使える。
プログラマはレベルが上がると、マネージャー、コンサルタント、営業などにクラスチェンジできる。
将来、どのクラスにチェンジするか早めに決めて準備しておかないと、会社命令による強制クラスチェンジが発生することがあるので注意が必要。

・マニア
1つ以上の技術に対して深く掘り下げている人。
好きな技術の話をすると笑顔になる人。
言語の歴史にやたら詳しい人。
「今週末、コードゴルフで勝負しない?」と声をかけた時に「オッケー」と気軽に乗ってくるような人。
などなど、ディープな要素を1つでも持っているプログラマを指す。
マニアになっても給与的に得をすることはないが、仕事は楽しくなるかもしれない。
筆者はおそらくこのクラスに所属する。


824 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/10(水) 17:08:38.76 ID:DY0n0Rsp0 
・アーキテクト
高い技術力を持つプログラマを高い値段で売る為に創設された比較的新しい職業。
案件に応じて適切なフレームワークや開発環境を選定できたり、ミドルウェアに近い部分を触っていたりすると
アーキテクトっぽいかもしれない。
英会話の能力で例えると、ただ日常会話ができるだけでなく、韻を踏んだり、どこかの大統領とまではいかないが
それなりに人の心に届くスピーチができるレベル。

・スーパープログラマ
別次元のコードを書く人。
3倍速でコードを書きあげる人。
300倍速で動作するコードが書ける人。
難しい仕事を頼んでも顔色ひとつ変えずに引き受けて、予想より早いタイミングで「できたよ」と言ってくれる人。
RPGゲームで例えるとレベル70以上。ラスボスも余裕で倒せる。


・クラッカー
ダークサイドに落ちたプログラマが手を染める職業。
プログラムに対する知見を、情報の盗聴や破壊などに使用する人。
ニュースではハッカー(誤用)と呼ばれている人。
RPGゲームで例えると、PKでアイテム収集してたりボットで稼いでいる人。
クラッカーは非常に奥が深い職業だが、常に門戸は開かれていて、クラスチェンジ条件は緩い。
コピペプログラマクラスの能力でもクラスチェンジ可能。但しリスクは高い。


825 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/10(水) 17:09:22.28 ID:DY0n0Rsp0 
・ハッカー
ハックするのが好きな人。
ハッカーが開発現場に出没するとスーパープログラマと呼ばれることが多い。
プログラミング言語やソフトウェアをただ使うだけでなく、その中身まで十分理解し、時には中身を自前で書き換えてしまう人。
RPGゲームで例えると、ダメージの計算式や乱数の生成ルールなどを踏まえてプレイするような人。

・ギーク
マニアよりも深く広い知見を持つ上級クラス。
RPGゲームに例えるとマザーのラスボスくらいの強さ。
この人たちの得意領域に足を踏み込んでしまうとけして勝てないので、戦う際は祈るなどの手順を踏む必要がある。
ギークにクラスチェンジするには、食事を宅配のピザとコーラで済ませ、寝ている時間以外はすべて自分が愛するものに注力するという生活を、数年間続けなければならない。
端から見ると修行僧のような生き方に見えるかもしれないが、本人たちは好きでやっているだけで修行などしているつもりは毛頭ない。

・ウィザード
ハッカーの上級クラス。
全世界に推定1024人しか存在しないスゴい人たち。(数字は妄想)
名前の通り魔法のようなことができてしまう。
例えば一般的なプログラマが「ファイルシステム的にこの処理速度が限界だ」という状況に出くわすと「それは仕方ないね」という結論にたどり着くが、魔法使いは「ファイルシステム書き直しといた」という答えを持ってきたりする。
RPGゲームに例えると、「がた」くらいの強さ。分かりづらい例ですまない。
開発現場で拝めるレベルの人たちではないが、メーリングリストや講演などで接触することができる。

以上、クラスチェンジ表に使う文章の草稿でした。途中からRPGの例がマニアックになってしまった気がするけど、まぁ、いいか。


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